どーも、フリーランスになって半年が過ぎたなかもんです!
僕は高校生の頃から
「普通の会社員として働くのやだなぁ」
と思いながら生きてました。笑
で、作家を目指して専門学校に進学して、在学中に作家になるのは厳しそうだと思ったので、ノリでゲーム会社のバイトに応募したら受かりまして。
そこから会社員になったわけですが、いろんな人の話を聞いているとどうやら他の業界よりはずいぶんと居心地もよく成長できる環境だったので、約7年間ゲーム業界で社会人のいろはから考え方や業界のことなど諸々学び、もう良いかなと思うタイミングが来たので、2021年11月に独立しました
独立したら何かしらハプニングやお金の問題とかがあるかなぁとドキドキもしてたんですが、
なんの問題もなく人生の難易度が1段階下がった感じのまま今に至ります笑✌︎(‘ω’)✌︎
しいて言うなら、会社員時代の給与所得と独立してからの事業所得が混ざっていたので、確定申告でヘマして多めに税金払いそうになったくらいですw
(心配だったので申告前に知り合いの有識者に見てもらって事なきを得ましたw)
フリーランスになる方法とか仕事の内容は多種多様で何通りもあると思いますが、リアルフリーランスが周りにいなくて珍しがられることもあるので、僕が会社員をやめて独立するまでの流れを一例として紹介したいと思います!
そもそもフリーランスってなんだっけ?
フリーランスとか個人事業主とか一人社長とかノマドワーカーとか。
似たような感じでいろんな言われ方をしていますよね。
僕もこれまでそれほど詳しく考えたことはなかったのですが、明確にはそれぞれ違います。
フリーランスというのは、どこの組織にも所属せず個人で仕事を作ったり、クライアントから仕事をもらって納品したりする働き方こと。
いわばワークスタイルのことですね。
個人事業主は法律上の区分的なイメージです。
フリーランスも個人事業主に含まれることはあるけど、開業届という書類を国に提出しているかしていないかが大きく異なります。
個人事業主になっておくと確定申告の際に青色申告というのが出来て、税金対策的によきよきです。
一人社長は個人だけど登記を行って、合同会社や株式会社を設立している人のことですね。
いわゆる法人化というもの。
働き方は個人事業主と似たようなことが多いですが、説得力を増すためだったり覚悟を決めるために法人化する人もよくいます。
ノマドワーカーもワークスタイルのことですが、これはカフェやコワーキングスペースなど、決められた場所ではなく様々な場所で仕事している人たちのことを指します。
リモート化が進んだ現代ならば、会社員でもできる人はいますね。(実際僕の友だちの大手企業社員は福利厚生でノマドワークしてます)
会社員とフリーランスの違い3つ
では会社員とフリーランスの決定的な違いってなんだろう?
というところですが、個人的に大きく分けて3つあると思っています。
個人的にはこれらを「フリーランスの3種の神器」と呼んでいるくらい大事なことです。
1.好きな時間に働く権利を持っているか
会社員や公務員の方の多くは、定時というものが存在すると思います。
僕もそうでした。
僕の場合はゲーム会社でゆるかったので10時〜19時の会社が多かったのですが、それでも時間の制限があるのが辛かったです。
そもそもやるべき仕事が終わっているのに、次の日でもいい仕事にまで手をつけなければいけないのが苦痛でした。
その点フリーランスは組織に属していないので、基本的には自分の時間は自分で決められます。
言い換えると自分で自分の管理をしなければいけないということにもなりますが、それができればめちゃくちゃ自由です。
僕は基本朝型で、午前中に仕事を片付けてやりたいことをやっていたいので、午前7時から仕事を始め、11時頃にはやるべき仕事を終えるようにしています。
その後クライアントとの会議などはありますが、作業がないというだけで相当気楽になります。
午後は自分のための時間としてこうしてブログを更新したり、趣味のギターの練習や英語の勉強などをしています。
もちろん前日遅くまで起きていて朝から着手できない日などもありますが、それを選択できるのがいいですよね。
2.好きな場所で働く権利を持っているか
次に場所ですね。
時間同様、会社員は基本オフィスでの勤務が多く、働く場所が限られます。
コロナ禍の影響で人によってはコワーキングスペースを利用できたり、リモートで在宅ワークができたりするかもしれません。
けどカフェで仕事をしたり、時には旅先で仕事をするなんてことは難しいですよね。
僕は旅行が好きだし、なんなら海外でも仕事をしたいと考えているので、この権利は非常に欲しい条件でした。
会社員時代の終盤は在宅ワークで昼寝とかは自由にできたりしたんですけど、家はやはり休む場所という気持ちが強くて怠けちゃってたんですよね。
加えてけっこう気分転換が必要なタイプなので、カフェとかも同じ場所でするよりは日によって変えたい。
そうなるとPCを開ければどこでも仕事できる、という権利は必須条件になってきます。
今は(やる仕事内容にもよりますが)カフェやコワーキングスペースや旅先で仕事できているので、非常に気持ちよく取り組めて成果も出せるようになりました。
3.好きな人と働く権利を持っているか
そしてこれ。
時間や場所に関してはけっこう意識している人いると思うんですけど、割とこれが一番大事だったりします。
組織に雇ってもらうとなると、どうしてもその場に偶然居合わせている誰かと一緒に仕事することになります。
それが運良く心地よいこともあります。
ただ、どうしても仲良くなれない人というのも存在します。
仕事で関わる人が10人いたとして、9人が良い人だったとしても、1人が最悪だと全部台無しになります。
愚痴ばかり口にしていたり、怒鳴り散らすような人がいたらもう目も当てられませんね。
これによって仕事したくない気持ちになったり、朝起きるのが憂鬱になったり、コミュニケーションコスト払って精神すり減らすのがもう最凶にストレスでした。
なので今はフリーランスとして、自分が気に入った人や環境で仕事するし、嫌な人が現れたら遠ざけるか自分が遠ざかります。
人間関係のストレスが発生しないというのは、これ以上無い精神安定のための予防策になりますね。(しみじみ
なかもんがやっていること
さてさて、ここまでは一般的に言われていることに僕の意見を付け加える形で紹介してきました。
でも、じゃあフリーランスの仕事内容ってどんなもんなんのか。
ここを僕の仕事内容を一例として具体的に書いていきたいと思います。
ゲームの企画や運営
僕は元々ゲーム業界で働いていたので、その辺りのノウハウを一番持っています。
職種としてはゲームプランナーとゲームディレクターという2種を経験してきました。
ゲームプランナーの仕事はデベロッパー(主にゲームを開発する会社)かパブリッシャー(主にゲームを売る会社)かによっても変わりますし、それぞれの会社でも異なる場合があります。
僕の場合はどちらも経験してきたので、ゲームの企画に関する仕事は一通り出来ます。
レベルデザインや仕様書作成やKPI分析などが「デベロッパー」の仕事として経験してきたことで、声優さんの収録の立ち会いや台本・シナリオ作成やイラスト発注や監修などが「パブリッシャー」の仕事として経験してきたことですね。
また、ディレクターを経験したことでチームのマネジメントや事業計画の立案や提案や交渉等もできるので、その辺りもカバーできます。
なので今もこの辺りを個人の立場で、クライアント企業のお手伝いとしてしている感じですね。
クリエイターさんや事業主さんのライフマネジメント
凄腕デザイナーさんなどは、すごい作品を生み出すため”だけ”に時間を使いたいと考えている方が多いです。
また、実力があれば大手の企業などからとめどなく依頼が舞い込んでくるので、自分のキャパシティー以上の仕事を受け取ってしまったり、本当にやりたいことや未来に投資する時間を犠牲にしてしまうことがあります。
そうするといくらお金を稼げていたり有名になっても、人生の幸福度は下がってきてしまいます。
逆にどんどん仕事を受注したり有名になっていきたいのに、どういった行動をすれば理想の状態に近づけるかがわからないまま、闇雲に進んだり立ち止まってしまう駆け出しの事業主さんもいます。
そういった人たちの理想の生活像を聴き、タスク管理や理想に近づくためのスケジュール・Todo設計を行っています。
その他、種植え段階の未来投資タスクの進行
当ブログ「BeLL」も、僕がどんなことを考えているか、どういうミッションの元行動しているかを知ってもらうために運営しています。
また、今後人生に没頭したいと考える人たちの一助になるため、というのも大きいです。
まだまだ始めたばかりですが「BeLL」が盛り上がっていくことで、ここを訪れる人に貢献していければと思っています。
また、僕は漫画が大好きで、子どもの頃からマンガの中のキャラクターの考え方にすごく助けられた経験があります。
そういった物語・ストーリーというものの力を信じているので、強い思いや信念を持っている人の考えやサービスをマンガ化しそれを広めていける事業の準備も行っています。
BeLLも含め、来年のうちに成果が出るように準備しているので、また進捗が出たら更新したいと思います!
どうやって今の状態になった?
フリーランス志望の方が一番知りたいのは、フリーランスになるパターンですよね!
僕もフリーランスという存在を知ってからずっとなりたいと思っていたので、いろんなケースを実際に聞いて回っていました。
ゲームプランナーとしての仕事については結論を申し上げると、
「頑張ってたら今の職種に求められること全部できるようになってたので独立して、営業代行会社を利用して仕事をGETした」
です。笑
なにか特別なことをしたり目標を持ってやったと言うよりは、気づいたら選択肢が増えてたのでそれを使ってみたっていう形ですね。
で、クリエイターさんや事業主さんのライフマネジメント業務は、
元々得意だったスケジュール管理能力がゲームプランナーやゲームディレクターの仕事をやってたらさらに強化されたので、それをちょうど困ってそうだった知り合いクリエイターのお手伝いに使ってみたら
「お金を払うので継続的にやってほしい」
と言ってもらったので仕事になった、という感じです。
文字にしてみるとなんとはなしな感じですよね。笑
まぁただちょっと仰々しく表すなら、
「今の自分の武器を自認した上で、自分の求めるもの(報酬)と需要がマッチする場所に移動した」
という感じでしょうか。
言ってしまえば、いる場所を変えただけです。
けど、適切な場所に移動するのって意外と難しいですよね。
自分の能力、得意不得意、強みなど、そういった特徴を客観的に把握した上で、それを欲してそうな人のある場所で発揮する。
これを一人で出来るかどうかも得手不得手が明確に分かれるようなので、苦手な場合は僕でも良いですし、近くの得意そうな方に手伝ってもらったり壁打ち相手になってもらうのもおすすめです!
今からフリーランスを目指す人に勧めたいこと5つ
ということで、今からフリーランスになりたい! と思っている方には、僕の経験則や周囲のフリーランスがやってきたことをまとめ、以下の5つをおすすめしたいです!
1.今自分がやっている仕事で絶対の自信を身につける
会社ではまったく役に立っていなかったのに、独立したら上手くいった。
という話もネット上ではときどき耳にしますが、僕が知っている人にはこのパターンは少ないです。
むしろ前職では元々エース級の働きをしていたり、どこに転職しても重宝されるような人ばかりでした。
あるいは超重要なことをやっていたけど会社では評価されず、その人がいなくなって初めてその重要性が認識されたというパターンもありました。
エンジニアやマネージャーなどの縁の下の力持ち的な人はこの傾向が強いですね。
どうしても嫌で仕方ないとか、今すぐにでも逃げ出したいという状況でないなら、今の会社員という立場を使ってできる限り自身のレベルアップの優先をおすすめします。
そしてここで学べることはなくなったと堂々と言えるようになったら、きっと独立しても引く手あまたな存在になると思います!
2.自分は何をしたいのかを明確にする
今の職種とはまったく違うところで独立を考えている方もいらっしゃると思います。
その場合はまず自分はなぜ独立したいのかを明確にしましょう。
ミッションや目的のない独立意識は、成功確率が著しく低いです。
大事なことなのでもう一度書きますが、
ミッションや目的のない独立意識は、成功確率が著しく低いです。
会社員をやめたいから、というのはよく聞く言葉ですが、その場合誰の役に立てるかが自身でもわかっていないので、何をして良いかわからないと思います。
そうやってよくある誰でもできそうな手段や副業に手を出し、情報商材や詐欺まがいのコンサルを受けて大金を失った人を見てきています。
ちなみに僕も22歳の頃に同じ道を辿っている( ^ω^ )ので、ガチで逃げだけの独立は止めたいです。(迫真
きっと今の職場をやめたい理由は、自分の肌に合っていないから。
じゃあ何が自分の肌に合うのかを説明できるようになってからでも、本格的に動くのは遅くありません。
人生を左右する大きな決断です。
勢いや大胆さも大事ですが、最後まで慎重に行きましょう。
3.自分は何なら人の役に立てるか、貢献できるかを言語化する
自分のミッションややりたいことが明確ならば、誰の役に立てるかは割とサラッと出てきます。
僕の場合は「人生に没頭できる人を増やす」という直近のミッションと、「唯一無二という誇りを持つ人類を増やす」という夢があります。
人生に没頭したい、自分だけにしか出来ないことをしたいと思っている人の助けになる。
その目的に沿い、あらゆる手段でこれらを実現していこうと思っています。
もちろん、当ブログもその一環です。
あなたが助けたい人は、誰ですか?
4.理想像と現在の差分を明確にする
自分のやりたいことや助けたい人が明確になったら、それを実現していく上で今の自分に足りないことは何かを洗い出しましょう!
例えばイラストレーターになりたい人が居たとして、その人は十分市場で通用する画力を持っているとしましょう。
なのに仕事として上手くいっていないとしたら、考えられることは以下です。
- 実績が足りず、説得力に欠ける。
- 営業力が足りない。
- 自分の強みを理解できていない。
- 適切な場所、適切な相手と勝負できていない。
上記のように単純に行動量が足りていない場合もあれば、自身のサービスや作品の良さを伝えられていない場合もあります。
また、ターゲットミスというのも大きいですね。
ついさっき焼肉を食べてきてお腹いっぱいの人におにぎりを買ってもらうことは難しいかもしれませんが、数日間何も食べていない腹ペコの人になら通常の数倍の値段でも売ってくれと懇願されるかもしれません。
差分を明確にして一つ一つ問題を潰していけば、必ずうまく行きます。
5.差分を埋めるための行動を毎日する
差分を出すことができて、これさえやればきっとうまくいくと思えるところまで来たら、あとはやるだけです!
アクションを起こすタイミングに来たなら、決めたことを毎日やりましょう。
仮にライターだとしたら、毎日記事を書きましょう。
どうしてもやりたくない日でも、1文字だけでも書きます。
1文字書けば、1行くらいは書くかという気持ちになり、1行書けばキリの良いところまでなら……と続く可能性が高まります。
そうして着実に行動を積み重ねていって、差分を埋めていきましょう。
安定を望み雇われることが好きな人もいますし、僕のように自由を欲して自分の好きに動きために独立する人もいる。
人それぞれだと思いますが、個人的には人生に没頭するなら独立することを強くおすすめしたいです。
なぜなら独立して没頭していった先に得るものは唯一無二であり、それは大きな自信や誇りに繋がっていくから。
自分に自信があり、揺るがない誇りがあれば、こんなにも幸福なことは無いと思います。
悩んでいるみなさん、ぜひ一歩、踏み出してみましょう!