底辺の職業ランキングというクソ失礼なトレンドから考える人生の選択と生き方の話

最近、とある新卒向け就職情報サイトで公開された「【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧」という記事が炎上しましたね。

僕も内容を確認しましたが、なかなかに失礼な内容だなと思いました。(記事は炎上の影響で既に削除されています)

 

ランキング内には接客業系の職種や第二次産業系の職種、介護や保育に関する職が並べられていました。

個人が勝手に思うのは勝手です(それでも失礼だと個人的には思います)が、それを多くの大学生に向けて発信するのはどうかなとは思います。

 

ランキングに載せられた人たちが記事を読んだらどう思うかなど、記事を書いた人や公表した人たちは考えないんですかね?
他人を見下しているその人たちこそまさに底辺かなと思います。

 

とまぁ底辺の定義なんて、人それぞれなわけですが。
今回はそこの考え方などについて、人それぞれの最高の人生を考える当ブログなりの私見を記載していきたいと思います。

 

底辺かどうかは従事する人の気持ち次第

どんな仕事をしていようが、底辺か頂点かなんてのは人それぞれ。
そして、その人自身がその仕事に誇りを持っているかどうかですね。

 

あなたはなぜその仕事を選んだのか”堂々と”説明できますか?

 

一瞬のためらいもなくYESと言え、淡々と、あるいは情熱的に答えられたなら、あなたの仕事はきっと素晴らしいものなんだと思います。

逆に、一般的には称賛されたり羨ましがられるような仕事をしていても、そこに自信を持てていなかったりやましい気持ちを抱いているなら、残念ながらあなたの中では底辺の職かもしれない。

けどだからって、他人の職よりはマシだとか、世間的には良しとされているからいいんだとかはありえないですけどね。

大変で辛い仕事、評価されにくい仕事もあるでしょうが、そこに誇りがあるかが最も重要かと思います。

 

結局は何をしたいかが大事

世間的に底辺と言われる職業だからやらないのか?
世間的に頂点と言われる職業だからやるのか?

 

違うでしょ。

 

どんな職種の仕事であっても、自分がやりたいからやる。

それが一番健全で本気になれて、誰もが幸せになる答えだ。

 

他人の評価軸で生きる必要はない。
他人の作った下劣なランキングに人生左右されてたまるか。

 

自分の人生の大半の時間を注ぎ込んでもいいと、誰でもない自分が判断したものに全力になろう。

 

それを答えられるか。

学生、就職してみたけどあまり考えていなかった第二新卒。
そして他人や世間と比べることでしか自身の今までを正当化できない人たち。

 

今からでも遅くない。

 

結局何を自分は何をしたいの? したかったの?

 

真剣に考えてみませんか?

 

自分の人生を生きるために自分に必要なことを選ぶ力を身につけるべし

さて、じゃあどうやって考えるか? というところになりますが。

そもそも自分は何をしたいのか。
ふんわりとでも良いので、他人や世間ではない、自分のものさしで考えたときにその片鱗は見えますか?

 

何かを作る仕事なのか。
誰かと話す仕事なのか。
逆にもくもくと手を動かす仕事なのか。

何を扱うのか。
食べ物? 木材? 人材? お金? 植物や動物?

 

挙げ出したらキリがありませんが、何にピンと来るでしょう?

ピンとくるまで、100個でも1000個でも、何をしている自分がしっくり来るか挙げてみましょう。

 

自分に正直に生きてきた人は、割と早い段階で何かピンと来ると思います。

けど他人の軸で生きてきた人は、何個出してもこれじゃないと思うかもしれません。

 

でも、手遅れではない。

 

本当に自分がやりたいことを誇りを持って進めること以上に、有意義な仕事の選び方はありません。

一旦お金のことやできるかどうかは置いて考えるんです。

宇宙飛行士になりたいなど、狭き門への挑戦も、本気でやりたいと思うなら目指す価値は大いにあります。

 

熟考した上で人生を賭けられると思うなら、あとはそのために必要なことをするだけ。

 

目標を叶える過程で他の仕事をすることもあるでしょう。

ではその過程の中で通る仕事で何が学べるか。

どういったルートを通ると目的を達成できるか。

 

そこまで考えられると、机上の空論だったことも現実的な選択肢になってくると思います。

 

未来を熟考した上で今を本気で生きよう

お金が良いからとか、時短勤務だからとか、そういうのは選択肢を絞るときの終盤あたりで考えれば十分。

まずは何がしたいか。それが最優先です。

 

結論が一般的にはキツイ仕事かもしれないし、そういった仕事をしなければ達成できないことかもしれない。
世の中には絶対に必要だけど、担い手の少ない職業もたしかに存在する。

じゃあそこをどう楽しくできるのかなども考えられると、自分の目標や夢を応援してくれる人も増えてくる。

 

他人軸ではなく自分軸。

 

自分が全力を出せる、自分の中での頂点の職とはなんだろうか?

それを死ぬ気で考え抜いてみましょうよ。

それはまだこの世には無い職業かもしれない。そしたら作ればいい。

 

人生の選択肢は無限。

いくつになってもどのタイミングからでも、自分にとってのBest Lifeを思い描けると幸福度爆上げですね!